フェティシスト009

※「勤労大学生三上と、高校三年生藤代(三上を追いかける為に予備校通い)」を踏まえて、ドウゾ。


藤代「あれ…、なぁあれ三上先輩じゃね?」
笠井「んー?あ、ほんとだ。この辺でバイトしてるってほんとだったんだ」
藤代「先輩!三上せんぱー…(三上目指してフェードアウト)」
笠井「ちょ、誠二予備校!遅れ…る、って言っても聞こえないね…はは…。また遅刻か…」
藤代「わー先輩久しぶり〜何やってるんですか?」
三上「(一気に疲れた顔で)俺が聞きたいよ…。なにやってんのお前は。つかなんで居んの」
藤代「受験に備えて予備校へ行くところです!」
笠井(追いついた)「また今日も遅刻ですけどね」
三上「笠井か。こんなんに付き合ってお前まで遅れることねぇぞ?」
藤代「そうだぞ竹巳ー、気ぃ利かせろよー」
三上「お前は消えろ」
藤代「き!消え…っ!?」
笠井「あーでも誠二は往来でも関係ないみたいだから、ちょっと目ぇ離せませんねー(先輩の貞操を思うと)」
三上「お前も苦労するな……」
笠井「先輩ほどじゃありませんよ…」
藤代「(くじけない)先輩は、それ、制服?バイト?」
三上「そうだよ。俺の貴重な休憩時間を潰してんだよお前は」
藤代「貴重な休憩時間を潰してでも俺に会えたのが嬉しいって意味ですね!今のは!」
三上、笠井「……………」
藤代「私服のパンツに合わない制服の変なシャツ…!
明らかにバイト中とわかるとはいえ、ダセぇ格好で休憩中に街を歩く三上先輩……! 萌・える!
笠井「…………」
三上「………なんつうか、お前は今日も絶好調、だな……」
藤代「コレ以上見てたらいろいろヤバいです俺!」
笠井「もう十分ヤバイよお前は…。ほらもう行くよ。今日も自習室なんてやだよ俺は」
三上「藤代お前もう来んなよこの辺。ウザいから」
藤代「そんな……!」 





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三上先輩は休憩中とはいえ、表に出るならちゃんと着替えそうですね!!



20030223 板村あみの